東洋タイムス

Vipro'sエアコンイノベーター 開発の経緯

2019/06/04

Vipro'sエアコンイノベーターとは当社独自の開発商品であり、自動車用エアコンシステムに不足したコンプレッサーオイルを簡単に注入できる器具です。


世界的にみても当製品に類似するものは無く、且つ安全で価格的にもリーズナブルなため、販売代理店を始め、多くの一般消費者からも高く支持されている商品でもあります。

 

 

当製品が開発されるまでは、自動車用エアコンシステムのメンテナンスを一般消費者の方が行う事は皆無に近い状態でした。専門的な知識や設備が必要な上、一般消費者が簡単に入手できるような商品は存在しませんでした。

 

 

そこで、2008年9月に当社社長の村上が独自のアイデアで誰でも簡単に且つ安全にできる商品を開発しました。それが、エアコンイノベーターの心臓部である「VTVバルブ(Valuve To Valuve)」です。

 

 

VTVバルブの開発には沢山の困難が立ちはだかり、現在の機構に落ち着くまでには何度となく数百万円もかかる金型を修正・改良を2年に渡って繰り返しました。部品点数は20点にものぼり、全てが独自設計による100%当社オリジナル製品です。小さな部品のパッキンに至るまで全てに村上が係わり、試験を繰り返して現在の状態まで精度を高めることができました。

 

 

2010年5月には、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の「トレンドたまご」のコーナーで取り上げられ、一躍その名を自動車関連業界に広める事になり、2012年には念願の特許も取得することができました。発売から5年が経ち、累計製造本数も50万本を超える事ができました。

 

 

2014年からは次世代ハイブリッド車用製品も発売を開始し、今後も注目の商品となるでしょう。

 

(2015年6月発行 社外報『和』第1号より)